国民年金の住所変更手続きが行える場所や必要な持ち物は?

将来のための大切な備えであり、国民としての義務でもある国民年金。
これに加入しているなら、住所が変わった時には、きちんと手続きをしておかなければなりません。
ですが、こういった手続きというのは、「なんだか面倒で難しそう・・・」という印象を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなことを言っていると、これまでせっせと積み立ててきた年金を、正しい金額で受け取れなくなる恐れもあるので要注意です!
引越し後はできるだけ早く、国民年金の住所変更手続きを済ませてしまいましょう。

●国民年金の住所変更手続きが必要なケース

国民年金の住所変更手続きを自分で行わなければならないのは、第1号被保険者である場合です。
自営業者や無職の方、あるいは学生の方などが加入している場合、これは第1号被保険者となります。
この「第1号被保険者」に該当している場合は、引越し後には速やかに、ご自身で役場を訪れ、住所変更手続きを行いましょう。
変更手続きの提出期限は、転入後14日以内となっていますので、これを過ぎないように注意が必要です。

また、サラリーマンや公務員の妻、という立場の場合は、これは「第3号被保険者」になります。
この場合は、勤務している配偶者の事業主、あるいは事務担当者に対して「被保険者住所変更届」を提出することになります。
この場合に必要となる被保険者住所変更届の書類は、役場の国民年金担当課で受け取るか、あるいは日本年金機構のホームページから印刷することも可能です。

●住所変更手続きが行える場所

第1号被保険者である場合の国民年金の住所変更届の提出場所は、新しい住所の市区町村役場にある「国民年金担当課」です。
もし引越し先の役場で、どこに国民年金担当課があるのか分からない場合には、役場を訪れ、まずは尋ねてみましょう。

自分がこれから住む地域ですから、役場を利用する機会も増えるでしょう。
そのために、役場の様子を知ることも大切です。
役場を訪れる時間は、窓口により営業時間が異なっているため、事前に電話などで問い合わせておくと安心ですね。
もし仕事などで訪れることができない場合には、代理人による住所変更手続きも可能です。

●国民年金の住所変更手続きに必要な物

国民年金の住所変更手続きを行う際には、必要となる書類などがあります。
事前に確認し、準備しておくと手続きがスムーズです。

①本人による申請の場合
・国民年金手帳
・印鑑

②代理人による申請の場合
・国民年金手帳
・委任状(申請者本人の自署押印が必要)
・代理人の印鑑と本人確認書類

本人による申請であれば、用意しなければならないものも少なく済みますが、代理をお願いする場合は他に必要なものが出てくるので要注意です。
特に代理人をお願いする方に、印鑑と、免許証などの本人確認書類を忘れないように、伝えておかなければなりません。
これらの準備物を用意して役場の国民年金担当課を訪れれば、被保険者住所変更届を受け取ることができ、手続きが行えます。
その場で被保険者住所変更届に記入し、提出しましょう。

もし書類の記入方法などで分かりにくい点があった場合でも、窓口で尋ねることができますので、できるだけ本人が訪れてその場で記入するのがおすすめの方法です。
手続きの方法については、各市町村、あるいは引越しの形態などにより多少違ってきますので、窓口でよく確認してみてください。
不安な場合は、事前に電話で、ある程度確認しておくと安心です。

●国民年金の住所変更手続きの注意点

国民年金の住所変更手続きで失敗がないように、またできるだけスムーズに済ませられるように、注意しなければならないポイントがあります。
まず、引越しの前後で市区町村が変わる場合ですが、この時、転出時は特に手続きの必要はありません。
ただし、転入の際には新住所で住所変更手続きをする必要があります。
転入届けの手続きもしなければなりませんので、この時に同時に行うとスムーズです。

それから、もし近所の引越しで、市区町村が変わらないというケースでも、住所変更の手続きはしておかなければなりません。
ただし、自治体により方針が違っており、引越しの際に住所変更を行うと、同時に国民年金の住所が変更になることもあります。
こちらについても、各自治体で事前に確認しておきましょう。

もし住所変更手続きをうっかり忘れてしまっていたり、忙しくて時間がないからと後回しにしてしまうと、年金の未納期間が発生する恐れがあります。
そうして未納期間が発生すれば、正しい年金額が受給できなくなる可能性が高まるので、できるだけ優先的に手続きをしておくことが大切です。
また、万が一、手続きが遅れて期限が過ぎてしまったという場合には、速やかに年金機構に連絡を取り、対応について問い合わせましょう。

●まとめ

国民年金の住所変更手続きは、将来の生活のためにも、できるだけ早く、きちんと行っておきたいものです。
特に自営業の方、学生の方、無職の方など第1号被保険者の方の場合は、誰もそういった手続きについて教えてくれないかもしれません。
うっかり知らずに過ごしているうちに、どんどん未納になっていた・・・なんて事態にならないように、引越し後の手続きについても、きちんと頭に入れておくことが大切ですね。

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